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和佳葉
住所 大阪市北区堂島浜1-4-27 堂島中町ビルB1
電話 06-6345-5743
営業

朝11:30〜昼2:30,夕方5:00〜夜10:00(LO夜9:30)

休業日 土日曜日,祝日
価格 日替わり \850、かやくご飯定食 \780、きざみうどん \600
感想
昨年末から1月にかけて、蕎麦についてのコラムを書こうと思っていたので、麺類=蕎麦店という食べ歩きが続いていました。久しぶりのうどん屋さん。それも、流行の讃岐うどんではなく、正真正銘の大阪うどんの店「和佳葉」です。「こだわり」「薀蓄」を前面に押し出すことのない普段着の老舗うどん店。一歩足を踏み入れて、「あ〜、やっぱりこういう雰囲気っていいよね〜」と独り言。メニューは豊富だし、値段は安いし。庶民的な店構えも、ホントにくつろげます。
メニューは、定番の定食類から単品まで各種。価格は安くても、シッカリとした仕事ぶり。讃岐のような強い腰の麺ではなく、ふっくらと柔らかめの食感は、まさに大阪うどん。そのうどんにふさわしいダシの美味しさ。口にふくむと鰹の風味が広がります。色は薄いけれど旨みの濃いツユは、大阪のうどんの真骨頂といえましょう。
真摯なサービスにも感服します。私は1時過ぎに店に入ったので、日替わり定食はもはや売り切れでした。そこで「かやくご飯定食」を注文したのですが、こちらも最後の一人分だったようで『かやくご飯が規定の量に足りないので、サービスにいなりを』と追加でいなりを一個持ってきてくれたのです。
注文時のやり取りで、私が初めてこの店に来た事は店員さんには分かっていました。また「かやくご飯」もお椀一杯分ちゃんとよそってあり、それが規定量より若干少なかったとは、一見客の私には全くわかりませんでした。「たとえ一見さんであったとしても、ごまかしは許されない。常に誠意ある応対しよう」そんな気持ちから、追加のいなりを持ってきたのだと思います。この店の矜持を垣間見る出来事でした。おそらくこうした姿勢が、常連さんに支持され続ける源なのだと思います。
そういうわけで、昼時は常連のサラリーマン諸氏でかなり混雑します。ご覚悟を。

★★★1/2                        (Feb/05)

2006年1月16日に当HPユーザーの方から「うどんの「和佳葉」は昨年の秋にお店を閉じたようです」という情報をいただきました。良いお店でしたので、残念です。情報お寄せいただき、ありがとうございました。                   (Jan/06)

2006年6月、別のユーザーの方から情報いただきました。本店(当情報掲載店)は閉じられていますが、新梅田シティにある支店は現在も営業しているとの事。私はまだ行ってみていませんが、本店と同じ質で営業されているそうです。また夜は季節に応じた一品料理もあり、日本酒も準備されているそうです。和佳葉ファンの方はぜひ行かれてみてくださいね。情報お寄せいただき、ありがとうございました。

2008年7月、新梅田シティ滝見小路店に行ってまいりました。。窓の外に見える滝の水しぶきが涼しげ。以前と同じ味でサラリーマンの方で昼時はにぎわっておりました。なお1,000円以上の飲食には、新梅田シティ駐車場の一時間サービスもあります。


真ん中上にあるのがサービスのいなりずし。
左下に見えるかやくご飯も十分な量があったのですが、
きっと普段はもっとボリュームがあるのでしょうね。

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