(3)チームの名前を変える

 スコアボードの表示など、チーム名はローマ字1字か2字によって表されることが多い。(1)で示したアドレスに、チーム0〜Fの順番に入力していく。チーム名(第一)とチーム名(第二)と、二カ所入力する必要があるが、それぞれの別の、第一文字コードと第二文字コードが使われている。
(なお、数字もまたチーム名として使うことができるが、0=00、1=01……というぐあいに入れていけば何の問題もないので、説明は省く)

0A0B0C0D0E0F101112131415161718191A1B1C1D1E1F202122232425262744FD
「'91」
「'92」
第一(Y)
第二
「'93」
「'94」
第一W,Y
第二
(「'93」では W=1A、「'94」では Y=1A)

 「空」は空白。「−」とあるのは外字用空きコードである。
 使いたい文字がこの表にない場合は、外字用コードを使えばいいわけであるが、球団名・選手名として使わないコードをつぶすという手もある。つぶしてはならない文字については、表中太字で示した。(Yは、「'91」では不可、「'92」では可)。
 表の表記にかかわらず、「'93」「'94」では第二文字コードに関しては別にどの字もつぶそうが、ゲームに影響はでない。ただ、第一文字コードと第二文字コードはできるだけ一致していたほうが入力の際に分かりやすいのでそうしてあるのだし、わざわざそれを壊すメリットもないので、表ではあえて太字の表記にしておいた。唯一の例外として、文字コードがどうしても足りなくなってしまい、第一文字コードとして 1F あるいは FD を使わざるをえなくなった場合があるが、まあめったにあるケースとも思えない。
 赤字で示した20以降は選手名の文字コードとダブっている。つまり、チーム名のためのコードとして利用することもできるし、選手名のためのコードとして利用することもできる。
 変える必要のある箇所について以下に示す。グラフィックエディタを用いて以下のアドレスを呼び出し、使いたい文字を書き込む。

20010-27010-28010-29010-2A010-2B010-2C010-2D010-2E010-2F010-3E010-
「'91」第二第一第一第二第一第一第一第一
「'92」第一第一第二第二第一第一第一第二
「'93」第二第二第一
「'94」第二第二第二第一


 先発投手や打順を選択する画面において、大きな字で表示されるチーム名については、グラフィックエディタを用いて上書きする。
 ×16配列表示で1000単位で移動すれば、お目当てのグラフィックは容易に見つけることができる。
 色については以下に示すアドレスに入力する。「'91」以外は、同じ値を二回入れておけば問題ない。

「'91」
 チームを選択する画面においての色は、打順を選択する画面とでは形式が異なっている。(5)で説明する。
チーム色91

「'92」
 18個分あるのは、AC、APの分も含むため。
チーム色92-1
チーム色92-2

「'93」
チーム色93-1
チーム色93-2

「'94」
チーム色94-1
チーム色94-2


 「'93」「'94」に関しては、裏画面ではチーム名がフルで出てくる。下のコード表にしたがってデータに置き換えて入力する。
 1チームにつき 12字まで。13字入力したいと思えば、「'93」の場合は 18EAB に 55 とあるのを 56 に、14字なら 57、15字なら 58 に直す。
 「'94」の場合は 18F3D で同様に。

隠し93

コードは以下の通り。使いたい文字がなければ、グラフィックエディタで作る。(下図は通常表示)
図コード93隠し

「'93」には野球カードがある。
 そのメニュー画面におけるチーム名は、以下の赤枠の中に画面通りに入力。
カード93メニュー

カードの左上に表示されるチーム名の入力方法は、以下の通り。1チームにつき、2行×11字まで入力可能。最初の 11 バイトが2行目、それ以降が1行目。
カード93名前

コードは以下の通り。使いたい文字がなければ、グラフィックエディタで作る。(下図は通常表示)
図コード93カード

さらに、「'92」では
図リーグ92
通常表示。赤い線で囲った部分を書き換えればリーグの名前が変えられる。


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