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イタリアンレストラン ピノッキオ(PINOCCHIO)
住所 兵庫県神戸市中央区中山手通2−3−13 map
電話 078-331-3330
営業

11:30〜0:00(L.O.23:30)

休業日 なし
価格 平日ランチ(ピザ/パスタ/グラタン)1,260円(メイン+サラダ+ドリンク)
感想
創業1962年。阪神間で幼少期から高校時代を過ごした村上春樹氏も、その旅行記「辺境・近境」の中で、この店を描写しています。神戸の人たちにとって思い入れの深い店。私も神戸人からの紹介を得て、この店へと足を運びました。
古く趣のある店構え。常連さんと思しきお客。この店では、今風のおしゃれな料理ではないけれど、シンプルで心温まるイタリア料理を食べることができます。
考えて見れば、この店が創業した1962年は、映画「三丁目の夕日」の時代。戦後の荒廃からようやく立ち上がったとはいえ、日本はまだ貧しく、外国旅行など夢のまた夢。ピザなど食べたことのない人が大半だったでしょう。そんな時代に、イタリア料理・ピザ専門店をオープンするという神戸人の先進性。そんなモダンな文化を支えた神戸という町の洗練性。新しい文化を寛容に受け入れる神戸でなければ、この店は生まれなかったでしょうし、神戸だからこそ現在でもこの店が生き続けてきたのだと思います。そんな「神戸らしさ」を体感したい方、ぜひ。

★★★1/2                   (Dec., 2006)

pinocchioでは、創業時から注文されたピザの枚数に通し番号が打ってあります。私が食べたのは、1,233,542枚目。
ちなみに村上春樹氏は、1997年、震災の傷跡が生々しく残る西宮→神戸を徒歩で旅しています。その終着点がピノッキオ。文中に店名は明示されていませんが、「山の手の小さなレストラン」「運ばれてきたシーフードピザに・・・958,816枚目という紙片が付いている」という記述から、この店がピノッキオであることが推察されます。(『神戸まで歩く』 辺境・近境1998年新潮社 223−242ページ)
公式URL:http://www.collodi.co.jp/pinocchio/
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